2018年03月24日
(私見)ウェイブスペルの冒険
太陽の月カリ18日、1マク、赤い律動の蛇(KIN45)
Fbの公開グループ「13の月の暦」水晶の円卓にウェイブスペルの音13の感じ方についての質問があった。
絶対的な正解があるわけではなく、提示されている情報の解釈は各人に委ねられ、また時により感じ方も変わりうるものと思っているので、質問に対する回答ではなく、それに触発された現在の自分なりの関心のままに情報を整理し、気づきをメモしておく。
取り上げるのは「冒険のウェイブスペル」
日本語版ドリームスペルのテキスト第3部お告げインデックスの中(P.87-89)に出てくる。
こよみ屋さんの手帳ではp.12にWAVESPELLとして図示されている。
その中で今回スポットを当てるのは、4つの流れ。
ドリームスペルのテキストで、4つのキーワードは次のように配置されている。
音1
行為の基礎を確立する(Establish base of action:)
音2~5
行為のリズムを拡張する(Extend rhythm of action:)
音6~9
行為を変換する(Convert action:)
音10~12
輸送する(Transport:)
音13
ん?と思ったのは、例えば行為の基礎を確立する流れが音1~4ではなく、音2~5に対応しているように感じられたからだが、4つの【流れ】をウェイブスペルの形のままに捉えれば、入り口と出口の門(Gate)と2つの塔(Tower)[音5、9]が流れのスタートかつゴールの転換点だろうと想像する。
【4つの流れ】
下向きの流れ:
音1(磁気の門)で「私のゴールは何か?」と問い、目的を見出すことを意識することによって、続く音2~4の3つの部屋(Chamber)での問いと意識を通じて《行為の基礎を確立する》ことが行われる。
音2(月の部屋)「障害物は何か?」挑戦を見出す
音3(電気の部屋)「どのようにゴールに到達できるか?」奉仕を見出す
音4(自己存在の部屋)「私の行為の形は何か?」形を見出す
⇒内(自分)を見つめ、何をなしたいか、できるのかを探る流れのように感じる。
右向きの流れ:
音5(倍音の塔)では、確立された行為の基礎を踏まえて「資源(手段)を集める」べく指揮をとる決意によって続く音6~8の3つの部屋での行動と決意を通じて《行為のリズムを拡張する》ことが行われる。
音6(律動の部屋)「挑戦を執り行う」同等を命じる
音7(共振の部屋)「奉仕を行為へと調律する」調律を命じる
音8(銀河の部屋)「行為が形を手にする」無欠性を命じる
⇒外(世界・社会)に対して働きかけ、プロトタイピングしてみる流れのように感じる。
上向きの流れ:
音9(太陽の塔)では、拡張された行為のリズムを踏まえて「行為が動きはじめる」行為を公式化していくことの認知によって続く音10~12の3つの部屋での現実化と認知を通じて《行為を変換する》ことが行われる。
音10(惑星の部屋)「行為と挑戦が出会う」挑戦を現す
音11(スペクトルの部屋)「行為が奉仕を溶かす」奉仕の解放
音12(水晶の部屋)「円卓会議が開かれる 過去の行為が公式化され、未来の行為が用意される」形の協力
⇒外を踏まえた上で内を実現させていく流れのように感じる。
左向きの流れ:
音13(宇宙の門)では、変換し公式化された行為と用意された未来の行為までのウェイブスペル全体の行為を踏まえて「磁気的な回帰」魔術飛行に乗るべく次なるサイクルへ《輸送する》出口となる。
⇒音9~12の上向きの流れだけを受け止めるのではなく、音12の左側に出ることでの一音だけの輸送。それはウェイブスペル全体の行為を整理・統合し、評価や反省も含めて総括し、締めくくることによって次のウェイブスペルにつなげる流れのように感じる。それは宇宙の音のキーワードである、存在(Presence)、持ちこたえる(Endure)、越える(Transcend)からの次元シフトや視点転換のイメージでもある。
【調波(Harmonic)+1の構造】
上記の4つの流れは、4・4・4・1という単位なので太陽の紋章の4つの色(調波)が対応し、例えば黄色いウェイブスペルでは「黄赤白青」×3+「黄」という構造になる。
ウェイブスペルの先頭からの4色単位(調波)で3つの流れを進み、先頭と同じ色のプラスワンで締めくくることによって、全体がその色のウェイブスペルとして織り上げられるイメージだ。
4×3+1という構造は、例えば時計の円環12と中心点(+1)のようでもあるし、円環を一巡してスタートに戻ったイメージもできる(円満+1)。
また、ウェイブスペルのかぎ形は正四面体に対応するとも言われる。(4×3の)三角形にプラスワンの宇宙の門の頂点ができることでウェイブスペル全体が立体になる感じもする。正四面体の完成によって次のサイクルへの魔術飛行ができる。それは宇宙の音の視点転換や次元シフトの働きのプラスワンなのかもしれない。
【冒険のウェイブスペル】
銀河の音の13段階のステップ(ウェイブスペル)を4つの流れとして取り組む、行為の現実化のアプローチはまさに冒険と言えそうだ。
13の月で一年を過ごす「惑星奉仕のウェイブスペル」には、上記の流れを反映した毎月の問いがある。宇宙の月の「私の歓びと愛をどのように広げるのか?」という問いで締めくくる一年は惑星地球への奉仕そのもの。
改めてウェイブスペルの冒険を意識すると同時に、その流れを創り出せることの有り難さを感じた。